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蝶樹の浅海人奇譚

to be or not to be anywhere to be that i will be … to be going to go on with the tortoise 'Saku' and my sincere companion , If justice is human love …

二千年で変質するものと不変なもの


本日、読了する。



聖書のなかの女性たち  遠藤周作  講談社文庫


遠藤周作の名作といわれるものを読んでみた。

小生はカトリックでもなく、プロテスタントでもなく、ましてキリシタンでもない。

遠藤周作は子供時にカトリックの洗礼を受けたということで、骨入りのエッセイですね。

どんな本でもひとつのメッセージだけは記憶に焼き付けようと読書するわけですが、この本では次のような言葉でした。

 正当性に過信してはいけない!

小生なりに解釈すると、固定観念に縛られて、異質なものを迫害してはいけないということだと思ってます。

またアメリカで銃乱射事件が発生し、ターゲットが弱者や性的マイノリティーであったことにも悲しさを感じました。

なぜ、人間は肌の色や宗教や血統などで差別感情を露わにして、迫害行動にでるのでしょうか。

逆に日本においては、島国で無宗教のなか都合解釈した自由が当たり前という固定観念で、分別なき自由の骸に化して島国のなかでの差別に民度は低くなる一方のように感じるのは老害なのでしょうか。

小生は少なくとも、エゴのために人間以外の生き物の命を玩具のように扱うもの、また共生に努力しないものたちには、辛辣な対応を貫きたいと思います。

女性を語ったこの本に話を戻せば、聖母マリア、マグラダのマリアなど二千年を越えて伝わる人間観には、変わることない真理があると思います。

日本の若い女性は、正反対のイブのような生態が多く、危惧するのはこれも老害なのかもしれません。

本当に末長く幸せを望むのであれば、見た目だけでなく内面を磨いてください。

これ以上は正当性の過信になるので結びます。


サク